名古屋市・愛知県主催(名古屋商工会議所共催) 「外国人の雇用を考えるセミナー」に参加しました。

名古屋市・愛知県主催(名古屋商工会議所共催)の「外国人の雇用を考えるセミナー」に参加しました。

1コマ目。
名古屋入国管理局の留学・研修審査部門担当の方より、
在留管理制度の企業が知っておくべきポイントについて教えていただきました。

入管法は、在留資格について大きく4つの改正が行われます。
① 「高度専門職」の創設
② 「投資・経営」→「経営・管理」に変更
③ 「技術」と「人文知識・国際業務」の統合
④ 「留学」の対象者の拡張

詳しい要項はまだとのことでしたが、
①~③は来年4月1日より、④は1月1日より開始のため、実際の運用が非常に気になるところです。

2コマ目。
公益財団法人 国際研修協力機構(JITCO)の方より、技能実習制度の仕組みと今後の方向性について学びました。

2020年の東京オリンピックの一時的な建設需要に対応するため、
外国人の方の受入れ拡大の制度が整備されようとしています。

実際、弊事務所でも建設業の方より、この制度についてお問い合わせをいただいており、
大変ホットな話題だと実感しています。

具体的には、建設分野の技能実習修了者について、
引き続き在留(または、一旦帰国後、再入国)し、「特定活動」の在留資格で建設業務に従事することができることとするものです。(2020年度まで)

もちろん条件があるためすべての方が利用できるわけではないですが、
建設関係の人材の確保を望んでいる方にはぜひご検討いただきたいシステムです。

その他、外国人に特化した派遣会社の方より、
事例紹介として外国人労働者を受け入れるにあたっての注意事項を伺ったり、
一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)の活動について学んだりしました。

実際の運営に携わっている方からの解説は非常にありがたいものです。
今後も知識・情報のブラッシュアップに努めていきたいと思っています。